常勝の鉄則 その1 〜日本株は止めるべし〜
寅蔵です🐯
「失敗は成功のもと」
これは、全てに通じます。
失敗しなければ、理解できないことが多い。
私は、実際に投資を行い、様々なことを調べ、考えながら、一つずつ学んでいきました。
実際に経験することで、投資本に書いてあった言葉が、「身にしみ」ました。
以下、実際の取引の例を挙げていきます。
誰もが、初心者からのスタート。
私は、全く当てにならないネットの情報をもとに、キーエンス株を購入しました。
チャートを見ると、しっかりと右肩あがりに上がっていました。東洋経済にも載っていましたが、日本で最も平均年収の高い企業として有名です。
よし、まずは実践だ!
そう思って購入しました。
購入するとまず、手数料分のマイナスが発生した金額が表示されます。
「早くあがらないかな」
そんな期待を込めながら、私は毎日、スマホを見るたびに、ワンタップバイを起動しては、値を眺めました。
しかし、一向に上がりません。
でも私は意地でも売りませんでした。
下の取引を見てわかる通り、
三ヶ月以上、待ちに待って、やっとプラスに転じることが出来ました。
計60円ですか?
二度とこんな株は買わないと誓いましたが、損をしていない私の認識はその程度。
一度、入金して買ってしまうと、抵抗がなくなるものです。
キーエンスは全く上がらない銘柄ですので、他のも調べて購入しました。
特に、楽天では、100株持っていれば株主優待の権利が得られるため、その権利が得られる金額を買いました。
ここで私は、一つのことをつかみました。
所詮、1万円ではローリターンですが、いい株に多めにつぎ込めば、それだけのリターンが得られるということを。
当時の私にはわかりませんでしたが、おそらく決算の結果がよかったんでしょうか、楽天株が大きく値上がりし、今まで見たことのない額のプラスに転じていました!
待てばこれ以上、上がるような予感がしながらも、このチャンスを逃すことのデメリットを優先し、利益確定しました。
これが私の初勝利と言えるでしょう。
買って、ただ待って、売るだけで3260円が得られました。
つまり、もっと買っていれば、もっと儲かったんだ、という後悔です。
しかし、未来は誰にも見えません。
同時に買ったブリジストンなどは、引き分けでした。
本当はもっとタイミングをみて売買したいのですが、そこまで大きな変動がない。
また、投資するお金もない。
そんな私は、本屋で投資の本を買っては読んでいました。
チャートを見て、なんとなく上がると見込んだソニーの株を書いました。
通勤途中、ふとアプリを起動すると、昨日までマイナスだったソニー株が急騰!
このチャンスを逃してはいけないと思い、すぐさま利益確定!
2849円の利益を得ました。
初心者にしては、まずまずの成績かと思いました。
もっとつぎ込めば、もっと儲かる。
そういう思いを強くしていきました。
投資本には、
・倒産のリスクのない銘柄を選ぶ
・値段の変動(ボラリティ)の大きい株を選ぶ
・チャートの動きをよくみる
そう書いてありました。
まあ、当たり前のことです。
ですが、もっと大切なことは、この時期は比較的好況の時期であったことです。
実際、米国株では、IT株が軒並み値上がりしていました。
その辺りから、もう日本株ではなく、米国株にシフトするようになりました。
ソニーや楽天のラッキーもありましたが、再現性に乏しいと実感しました。
しかし、今でも現金化できない下がりっぱなしの銘柄が以下の二つです。
今は、景気も後退期に入ったため、両者を合わせて5万1752円、つぎ込んで、マイナス1万6814円です。
一瞬で吹っ飛ぶ損失です。
特にヤフーはつぎ込んだ分だけ損失も大きいです。
毎日、見ていますが、もう半年くらいは放置しても問題ないんじゃないかと思っています。
たとえマイナスであっても、米国株は高い配当で回数も多いので、それを慰めにホールドすることが出来ますが、日本は低い配当で回数も少ないです。
持っているだけ、精神的に負担を感じてしまいます。
ソニーの当たりも、プレステ4のヒットを受けてですから、また同様なプラスが得られる期待はできません。
トレードは、精神状態が落ち着かなくなります。
常に株価を気にしていなければならず、銘柄一つ以上であれば、もう仕事は手につかないです。
ただのギャンブルであり、投資でもなんでもありません。
まぐれです。
マグレだとしても
とか言って花道みたいに調子に乗れるほど、その代償は軽くありません。
実際に私が見た投資本でも、100万くらいつぎ込んで、10万前後の利益を得るマネーゲームを実践していました。
こういう売り買いによる利益を得る方法をトレードと言います。
一方で、株式を買って長期保有し、その配当によって利益を得ていく方法を投資と言います。
トレードは、とてもリスキーな方法であり、再現性も低いです。
怪しい情報やテクニックに惑わされてドツボにはまる人が多いのもうなずけます。
それではいけません。
王道を目指しましょう。
次回は投資について説明します。
ただ今は、この冬を耐えて乗り切ろうという思いとともに、日本株には二度と手を出すまい、と誓う寅蔵でした。
ありがとうございました🐯